ネガティブな我慢は意味がないという話

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「今の仕事がツライ」

「旦那と離婚したい」

「満員電車に乗るのが嫌だ」

こういうことを言うと、必ずと言っていいほど「ある言葉」が返ってくる。


「そんなのみんな我慢してるんだよ」と。


何がガマンだ、意味がわからん。っていうか
「みんな」って誰だよ。


今回はそんな
「ネガティブな我慢なんて意味がないという話」を書いていく。

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ネガティブな我慢は意味がないという話

結論から言うと、我慢なんてものは基本的に何も生み出さない。

日本人には「ツライことをガマンするのが立派」みたいな謎の信仰があるが、我慢にはなんの意味もないのだ。

もっとハッキリ言えば、そんな我慢をしても良い方向に進むことはないし完全なムダ。

大事なことを書くが「辛いことをガマンし続けていればいつか報われる時が来る」みたいな考えは大ウソである。

日本人は特にそういう「ガマンした先に幸せがある」みたいなおとぎ話が大好きだが、現実はそんなことはない。


辛いことをとにかくガマンし続けたらどうなるのか?


カンタンです。メンタルを崩して精神を病んでボロボロになるに決まっています。

実際「ちゃんと真面目にやっている人」ほど、我慢し続けてメンタルがボロボロになっている例がたくさんあるのがこの国の現実である。

 

そんなことわかりきっているのに「意味もなくただひたすら我慢する」ことを推奨しているのが今の世の中なのである。

ネガティブな我慢について

こういう主張をすると「嫌なことにも耐えなかいと立派な大人になれない」みたいな反論がくる。

まあ確かにその意見も一理あることはある。

が、僕が主張する我慢は種類が違うのである。ここを明確にしてから記事を続けていく。
「ネガティブな我慢」
=今の状況が辛いのに解決に向けた行動を何もせずひたすらガマンしているだけの状態。

「ポジティブなガマン」

=「将来的にリターンが見込めるから、今は忍耐の時期」という意味のガマン。
言い換えると、ネガティブなガマンは「思考停止」ポジティブなガマンは「忍耐」とも言える。


このように同じ我慢でも、種類が異なるということ。


確かに将来にリターンがあるからガマンするという「忍耐」は僕は意味があると思うしそういう時期もあると思う。


しかし日本には辛いことをただ耐えるだけの「ネガティブな我慢」が蔓延しているのだ。

こんな「ネガティブな我慢」を続けていても何も生み出さないし解決されることもない。

その理由も書いていく。

思考停止になるから

ネガティブな我慢が何も生み出さない最大の理由は、思考停止に陥ること。

だってそうですよね?

辛くて苦しい状況に何も解決策を考えず、何も行動せずただ耐えているだけなんだから。

我慢をしたところで状況が好転するハズないし、ストレスが溜まってさらに状況が悪化するのは明々白々。

そういう状況になったら「どうやってこの不快な状況を改善するか?」を考えるのが当然の流れでしょう。

なのに日本では
「そんなのみんなガマンしてるんだからお前もガマンしろ」と諦めさせてくるのだ。

 

どう考えてもおかしいと思いませんか?いやどう考えてもおかしいでしょ。

①解決策を考える ②誰かに相談する

③逃げる ④ガマンする

ざっと解決策を4つ書いたが、実際の選択肢はちゃんと考えたら5つも6つもそれ以上たくさんある。


選択するコマンドはいくらでもあるのに、④のガマンするを強要するばかりか「美徳」として僕たちに押しつけてくるのである。

 

そしてそんな教育が子供の頃からされている。


いい加減「無意味なガマンを続ける」のではなく、「解決のための方法を考える」ことに力を全振りすべきだと僕は思う。

満員電車というネガティブなガマンの温床

僕たちの日常にはそんなネガティブな我慢に溢れていて、その最たるものが満員電車。


僕は満員電車が死ぬほど嫌いで、仕事に行くよりも嫌いなくらいだ。

同じように満員電車にストレスを抱えてる方はきっと多いことでしょう。

満員電車が辛くて辛くてどうしようもないあなた。

どうしても満員電車に乗るのが辛くて乗りたくないとしたら、
あなたはどうしますか?
②会社の近くに引っ越す
③自宅から近い会社に転職する
④フリーランスになる
⑥フレックス・在宅制度を利用する。
⑦ガマンして満員電車に乗り続ける
パッと考えただけでも、満員電車を避ける選択肢はこれだけある。

「嫌だけどガマンする以外道はない…」と思うような状態でも、意外と色んな選択肢があったりする。

それなのに「辛くてもとにかくガマンしろ」なんてのは思考停止もいいところなのだ。

それなら僕たちの頭はなんのためについているのでしょうか。

まとめ


ここまでの話を総括すると「ネガティブな我慢は何も生み出さない。自分の頭を使ってどうすれば解決できるかを考え続けよう」ということ。

確かに時には忍耐することも大事だし、ガマンするということも選択肢の一つではある。

 

けれど日本では、あまりにも「辛いことをとにかくガマンすることが美徳」みたいな風潮が強すぎるのだ。

辛くてもガマンすれば報われる。

そんな幻想を信じてガマンを続けた結果、メンタルを崩して精神を病んでしまう人が多すぎる。

そんな言葉にダマされることなく、解決策を考え、時には逃げるなどして自分の心身を守るための行動をし続けよう。

それでは。

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