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こんにちは、2021年のGWも終盤ですね!
今回は「35年ローンがおかしいと思う理由」について書いていこうと思います。
僕はいわゆるアラサー男子で、周りの友達も結婚し始める年頃です。
そして周りが結婚していくと話題に上がりやすいのが「家を買うか賃貸にするか」。
周りの友達は家を買う気マンマンですが、僕は正直「35年ローン組んで家買うなんて正気の沙汰じゃない」と思ってます。
もちろん賛否両論なのは承知の上で、35年ローンがおかしいと思う理由について書いていこうと思います。
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35年ローンの恐ろしさについて
(出典:オットに恋しちゃダメですか?)
35年ローンがなぜおかしいと思うのか?それを1ページにまとめたのが上の画像です。
正直35年ローンがおかしいと思う理由は色々あるのですが、長くなるのでこのマンガのセリフを参考に書いていこうと思います。
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35年もあれば価値観もライフスタイルも変わっているから
まず1コマ目にも書いてありますが「35年もあったら価値観もライフスタイルも必ず変わります」。
こう言うと「そんなの当たり前じゃん。それがローン組むのと何が関係あるの?」と返ってくることが多いです。
35年という歳月と未来がどうなっているかだとわかりにくいと思うので、過去に遡って考えてみましょう。
この記事を書いているのは2021年なので、35年前といえば1986年ですよね。
1986年は僕もまだ生まれていないのでイメージしにくいのですが、1986年ってどんな年だったかなんとなくおわかりでしょうか?
1986年の日本って「バブル時代の真っ只中」なんですよ。
日本が好景気でこれからもどんどん発展していって、衰退することなんて考えられなかった時代です。
当時は年功序列で年齢を重ねればどんどん給料も上がっていったし、終身雇用が当たり前の時代でした。
さて、この1986年にローンを組んだ人たちは35年後の未来。すなわち現在の2021年を想像できた人がいるでしょうか?
多分ですけど、全くいなかったと思うんですよ。
・バブルが崩壊して30年以上不景気が続く
・年功序列、終身雇用の崩壊
・消費税が3%→10%に
・日本だけ給料が30年ちかく変わっていない
・ポケベル→スマホに
・SNSが生まれ個人の力が上がった
ざっくりですけど1986年から2021年の35年間の間にこれだけの変化が起きているんですよ。
今では「YouTubeに動画をUPする」って当たり前になってますが、1986年ではそんなことできるのはTV局だけでした。
1986年から2021年の間でさえこれだけの変化が起きているのなら、これからの35年はもっと大きな変化が起きるのは当然だと思いませんか?
最近は新型コロナウイルスの影響でリモートワークが普及して、地方移住する人が増えたりしてますよね。
もしあなたの会社が完全リモートワークに移行して「東京じゃなくて地方で暮らしたいなぁ」と思ったとしても、家を買っていたらそれができなくなりますよね。
こんな風に今後あなたの価値観が変わることだってあります。いやむしろ変わっていくのが当たり前。
今は全く興味がなかったとしても、年をとって「農業をやってみたい」とか「サーフィンにハマって宮崎に移住したい」とかやりたいことや価値観が変わることは全然ある話です。
その際に家を買っていたら、いざやりたいことができた時に足枷になってしまいますよね?
そうした意味で家を買ってしまうと、将来の選択肢が狭まってしまうんですよ。
なので家を買ってしまうと、価値観やライフスタイルの変化に適応しづらくなってしまうので僕は35年ローンで家を買わないことにしています。
会社に足元見られて辞められなくなるから
僕が35年ローンを組まず家を買わないと決めてる最大の理由が「会社に足元を見られてしまう」ということです。
↑のマンガの中で彼が「単身赴任だろーが体調不良だろーがアホ上司のパワハラ受けよーが俺はどんなブラック環境にも定年まで耐えるしかなくなるんだぞ!?」と主張しています。
僕もこの意見の通りだと思うし、これが怖いからこそ僕は家を買わないことを決意しています。
学生の方だったら「なんで家買ったら会社に足元見られてどんなパワハラ受けても辞められなくなる」のかわからないかもしれませんね。
なんで辞められなくなるかって言ったら「ローンが残っている」からなんです。
家買ったら35年ローン組みますよね?
そのローンどうやって返すかって言ったら「会社からの給料とボーナス」で返しますよね?
こうなっちゃったら会社に生殺与奪を握られたも同然なんです。
だって会社からの給料がなかったらローン返せないから。
「ウチからの給料なかったらローン返せないし、生活していけないよね?会社辞めることになったら君困るよね?それがイヤだったらココに来月から単身赴任してね。体調不良でも働いてね。パワハラしてくる上司いてもガマンして働いてね」
極端かもしれませんが、家を買った瞬間にあなたは会社にこうしたカードを握らせてしまうんですよ。
「イヤならもちろん辞めてもいいけどローン返せるの?ウチと同じかそれ以上の給料出してくれる会社に転職できる保証はないよね。だからガマンして働いた方が君のためだよ」っていうことになってしまうんですよ。
ちなみにこの辺の会社に生殺与奪を握られる怖さとその対処法については僕のnoteに詳しく記載してあります↓
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「それでもそんな会社なら転職すればいいじゃん」と思いますよね?
その意見も一理あるのですが、実は「持ち家持っているとそれだけで転職しづらくなる」んですよ。
転職の選択肢が狭まってしまう
35年ローン組んで家を持つとそれだけで転職の選択肢が大幅に下がります。
なぜかというとカンタンに言えば「神奈川県に家を買ったら埼玉県の会社に転職しづらくなるから」です。
家を買うと当然その家から離れられないワケなので「その家から通える範囲内の会社で転職先を探さないといけない」んですよ。
そうなると必然的に転職先候補が狭まりますよね。仮にいい条件の会社が見つかったとしても採用されるかどうかはまた別の話。
今後リモートワークが普及するとはいえ、やっぱり会社と家の距離は近い方が何かと便利ですよね。
もし賃貸だったら転職先の会社に近いところに引っ越すなどの選択肢がとれますが、家を持ってると一気にそれが難しくなります。
そうした意味で転職先の選択肢が狭まってしまうのも、35年ローンで家を買わない理由の一つになってます。
まとめ「何かを所有することがリスクになる時代」
35年ローンがおかしいと思う理由についてつらつら書きました。
家に限らず車とかもそうなんですが、正直今の時代って「何かを所有すること自体がリスクになる」と思うんですよ。
新型コロナウイルスの騒動もそうですが、テクノロジーや価値観の変化が恐ろしいスピードで訪れています。
例えば3~4年前だったらまだまだyoutuberってバカにされてたと思うんですけど、芸能人含めてYouTubeチャンネル開設してるのが普通になってきてますよね。
3年前の常識が古臭いものになるような時代が現代なんだと思います。
そんな変化の早い時代に適応するには自分たちも変化し続けるしかないと思うんですよ。
変化し続ける時に大事なのは「いかに身軽であるか」だと思います。
明日何があってもその状況に適応していく。そのためには家や車など余計な荷物があると変化に対応するのに時間がかかりますよね。
昔はたくさん稼いでたくさん所有することがステータスだったかもしれませんが、今は必要最低限のモノだけもって必要なモノは必要な時だけ利用する方がいいのかもしれません。
世の中の価値観はどんどん変わっていくので、もちろん僕のこの価値観も数年後変わっているかもしれません。
「35年ローンおかしいと思ってたけど、やっぱり家を買った方がいい!」みたいな感じで。
手のひら返しと思われるかもしれませんが、それだけ変化が早く訪れているのだと思います。
自分の考え方を持つことは大事ですが、それに固執し過ぎず時代やライフスタイルの変化に合わせて自分の考えもアップデートすることが大事なんだと思います。
それでは。
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