スポンサーリンク
「男磨き界隈の人はどうしてこんなにトンチンカンなことばかり言っているのだろう…」
こんな疑問から今回の記事が生まれた。
ストイックに努力するのはいいことだが、彼らの発言は現実を見た時にあまりにも的外れな発言や行動が多い。
なぜそうなってしまうのか考えた結果、僕は一つの結論に達した。
それは「男磨き界隈の人は観念主義者が多い」ということだ。
今回はそんな「男磨き界隈の非モテは観念主義を捨てろ」という記事を書いていく。
観念主義とは何か?
現実主義者(事実が先にくる)と観念主義者(こうあるべきが先にくる)が結婚すると100%地獄をみるので必ずお互いがどちらのタイプかは結婚前に確認してください。
— ひかりん@婚活阿修羅Ⅱ (@hikarin22) August 23, 2023
記事に入る前に「観念主義」について軽く説明する。
ややこしそうなイメージを抱いた人もいるかもしれないが、そんなことはない。
現実主義が「現実はこうなってるよね」という事実ベースなのに対し、観念主義とは
「こうあるべきだ」
「こうあってほしい」
「こういうものなんだ」
が先に来る考え方のことを指す。
僕は現実主義の反対は理想主義ではなく、この観念主義だとすら思っている。
理想主義が「理想を現実に変えようと前向きな姿勢」であるのに対し、観念主義は「目の前の現実をゆがめて都合よく解釈する考え方」のことだ。
当然この観念主義でいると、恋愛のみならずビジネスや人生においても上手くいかなくなる。
そして残念ながら多くの観念主義者が集まっているのが男磨き界隈の人たちなのだ。
男磨き界隈の9割が観念主義者
・オナ禁すればモテるようになる
・テストステロンを高めればモテるようになる
・筋トレ格闘技やって強い雄になれば女の方から寄ってくるようになる
こんな言説が男磨き界隈にはまかり通っている。
断言するがこんなものは全部ウソだ。金輪際信じてはいけない。
あなたの身の回りのモテる男たちを見れば一目瞭然だ。
彼らはオナ禁しているからモテているのかと言えばそれは違うだろうし、テストステロンなんて単語すら知らないだろう。
体鍛えて格闘技やって強い雄になれば女がいくらでも寄ってくると言う人がいるが、それだとガリガリ体型のホストやジャニーズが人気の理由がつかない。
そう、モテたいならオナ禁よりもテストステロンよりも自分から女の子に話しかけた方が確実にモテるようになる。
格闘家やマッチョは確かにモテるだろうが、世間一般の女の需要は「ホスト系・韓流系・ジャニーズ系>>>>>>格闘家・筋肉マッチョ」なのだ。
こんなのは現実を見ればすぐに理解できるハズだ。
しかし彼らは「強い雄がモテるハズなんだ!ジャニーズ系やホスト系が人気なのは間違っている!」と言い出す。
終いには「ジャニーズや韓国に寄せている男は小手先だけで中身がない」だとか「レベルの低い女しか寄って来ない」だのと他の人間をバカにし始める。
自分はちっとも現実を見れず、小手先だけの男にすら勝てず「レベルの低い女」にすら相手にされないクセにだ。
どうしてこうなってしまうのかと言うと、彼らは観念主義者なので現実をありのままに受け止めることができず現実の方が間違っていると言い出す。
つまり「実際にはどうであるか?」ではなく、「こうあるべきだ」という自分の願望を元に世の中を見てしまっているのだ。
そうなると当然よくないことが起こる。
観念主義者は現実を無視して遠回りばかりしている
女が中性的な男を求めてる以上それに合わせるしかないんだけどな
方向は男がつくるのではなく、需要側の女が作るもの。
こうやって間違ったモテ理論が非モテに伝わっていくわけだ。
良いカモ。 https://t.co/DbJ46FQi8j— 窓際ナンパ師ガープ (@Monkey_N_Gaap) September 25, 2023
いつの世にもトレンドがあり、現代の女性には基本的に「中性的な男性」が一番まんべんなくモテる。
昨今メンズメイクが流行ったり、男性でも日焼け止めや美容液を使って「色白の美肌」を目指しているのも現代の女性がそれを望んだ結果だと言える。
・美肌で色白
・男性でもメイク
・ゴリマッチョよりは細マッチョ
・ジャニーズ系
・韓国系
・ホスト系
ざっくりではあるが、少なくともまんべんなく女ウケするのはこれらの特徴を兼ね備えた男であろう。
あなたもこれらの層が現代の女性に人気なのは、体感で理解していると思う。
これらの「事実」をベースに考えれば、自分が女性側の需要に合わせて変化していくのがいいという考えにならないだろうか?
もちろん現代の女性がドウェイン・ジョンソンみたいなゴリマッチョ体系が大人気でモテるなら、筋トレしてプロテイン飲んでロック様に近づけばいい。
しかし現代の女性のトレンドは残念ながらそうなっていない。だから筋トレしてもモテることに直結しづらい。
もちろん無理にジャニーズ韓国ホスト系にする必要はないし、筋肉マッチョ系になりたいならなればいいと思う。
ただし筋肉マッチョ系だと刺さる層が少なくなるという面があるのも事実だと受け止めていればそれでいい。
そしてこれらを現実主義者と観念主義者で分けるとこうなる。
理想主義者と観念主義者の見てる世界
・モテるようになりたい!(理想)
→・女はこういう考えの生き物なのか(現実)
・実際にはマッチョよりはジャニーズ韓国ホスト系の方が人気なのか(現実)
・オナ禁テストステロン高めても女は寄ってこないのか(現実)
・むしろ失敗しても自分からアクション繰り返す方がモテやすいのか(現実)→・じゃあ見た目は韓国系の髪型にしてみよう!
・モテには直結しないけどオナ禁も筋トレも好きだからそれは続けよう
・女が寄ってくるのを待つより自分から行った方が確率高いから同時並行で女の子にアクションしまくろう!
これが理想主義者の考え方と行動だ。
自分の願望ではなく「現実がどうであるか?」に着目して、それに合わせて自分を変えていく。そうすれば成功の確率は上がる。
しかし観念主義者はこれができない。
・モテるようになりたい!(理想)
→・女はこういう考えの生き物なのか(現実)
・実際にはマッチョよりはジャニーズ韓国ホスト系の方が人気なのか(現実)
・オナ禁テストステロン高めても女は寄ってこないのか(現実)
・むしろ失敗しても自分からアクション繰り返す方がモテやすいのか(現実)
→・ジャニーズ韓国ホストなんて小手先だけで薄っぺら。こんなの間違ってる。筋肉マッチョがモテる
・ジャニーズ韓国ホストが好きな女なんてレベルの低いその程度の女だけ
・強い男になれば女の方から寄ってくる。俺は自分から女にいかない。そんなの雑魚のやること
こんな風に自分の願望を優先して、目の前の現実を捻じ曲げて都合のいい解釈ばかりしている。
だから男磨き界隈の人らは「世の中がおかしい」と言い続けて、ずっと筋トレやオナ禁ばかりしている。
それらが無意味であるとは言わないが、モテたいという目的に対して考えるとものすごい遠回りになってしまう。
「まだ強い男になっていないから結果が出ないだけ」と考えているのかもしれないが、恋愛は基本的に若ければ若い方が有利なのでどんどんチャンスが減っていく。
確かに目の前の現実を正しく受け止めることは難しい場合もあるし、時に勇気も必要だろう。
しかしそれができた人間から成果を手にできる。
逆にいつまでも観念主義に陥っている人間は、ズレているので周囲からどんどん敬遠される。
いつまでも結果は出ないし、自分の妄想にしがみついた価値観でしか世の中を測れない。
そのままでい続けると、生きていくのも大変になるだろう。
観念主義は身を滅ぼす
観念主義は身を滅ぼすというわかりやすい例がある。
↑は日本の大ヒット漫画「ドラゴンボール」で悟空がレッドリボン軍のアジトに襲撃した時のシーンだ。
側近のブラック将軍(ブラックという名前だから黒人なのはなかなか攻めたネーミングである)はレッド総帥に提言する。2人の会話はこうだ。
ブラック将軍「悟空はあの桃白白を倒すほどの強者です!今すぐ避難して下さい!」
レッド総帥「レッドリボン軍は無敵の軍隊だ!あんなガキ一人に避難なんてできるか!」
もうおわかりだと思うが、ブラック将軍が現実主義者であるのに対しレッド総帥はわかりやすく観念主義者である。
ブラック将軍は、悟空がメタリック軍曹・ブルー将軍・果ては桃白白をも倒したという「事実」から「現実的に考えて勝てる見込みがないので避難した方がいい」という至極真っ当な主張をしている。
それに対してレッド総帥は「レッドリボン軍は無敵の軍隊なんだから負けるはずないだろ!」と主張している。
レッド総帥の主張はまったくもって論理的じゃない。
悟空の実力も把握できず、現実を無視して「レッドリボン軍は無敵なんだから負けるはずない」という自分の思い込みにしがみついている。
もっと言えば「俺のレッドリボン軍は無敵であるべきなんだ。だから子供なんかに負けるなんてあり得ない」という自分の願望を優先してしまっている。
もうわかりやすい観念主義者であると言えるだろう。
このように目の前の現実を受け入れられず「こうあるべきなんだ」という自分の妄想を優先してしまうと、結局身の破滅をもたらす。
事実レッドリボン軍はこの後悟空に壊滅させられてしまうが、実際には「滅びるべくして滅びた」と言える。
まとめ
今回は「男磨き界隈の非モテは観念主義を捨てろ」という記事を書いた。
こんな記事を書いてはいるが、僕も昔は観念主義者だった。
彼女いない歴25年の非モテ童貞だった頃、モテない怒りをノートにブチまけていた。
「こんなに真面目で誠実に頑張っているのに報われないのはおかしい!オナ禁だって2年も続けたのに!周りの女は見た目だけのチャラくて薄っぺらい男に引っ掛かるバカばかりだ!!世の中間違っている!!」と。
今思い出しても恥ずかしいが、現実を見れておらず「こうあるべきなんだ」という妄想にしがみついていた。
そこから方針を変えて「とある恋愛メルマガ」に登録して女の生態を勉強して、それに合わせた行動に変えていったら彼女もできたし経験人数も今では19人になった。
つまり自分の理想を叶えるためには、一旦現実を見て受け入れないといけない。
・デートの約束は当然守るべきだ(理想)
→女は平気でドタキャンをする(現実)・デートや電話などの約束の時間を守るのは当たり前(理想)
→女は平気で遅刻するし全然約束を守れない(現実)・真面目で優しくて誠実で浮気しない男がモテるべきだ(理想)
→女はそれらを評価しない。浮気性のクズがモテる(現実)
僕だってこんなの認めたくないし受け入れたくないけど、残念ながらこれが現実だ。
いくら女に向かって「ドタキャンするの人としておかしいだろ!」とムカついたって彼女らは平気でドタキャンをする。
であればもう「コイツらは平気でドタキャンする生き物だからそれを前提に考えて行動しよう」と自分の認識を変えた方が早い。
結局この方が自分の精神衛生にもいい。
「人としてどうなんだ」と言いたくもなるのはわかるが、現実がそうなっていない以上それを受け入れて自分の価値観を変えた方が早い。
残酷でシビアな現実を受けてめて自分の行動を変えていく。自分にできることはそれしかないのだ。
それでは。
スポンサーリンク
コメント